QXプロジェクトの寺部です。
この度、テレ東経済ニュースアカデミーにて、早稲田大学ビジネススクールの入山章栄先生と、テレ東豊島キャスターと共に量子コンピュータのお話をさせて頂きました。
私のつたないお話も、お二人のおかげで非常に分かりやすいものになっていると思います。
全2回のうちの1回目が公開中ですのでぜひご覧ください。
こちら、当日の収録風景です。収録は弊社のコワーキングスペース、MIRAI LAB PALETTEで行われました。この施設は番組でもご紹介頂きました通り、住友商事社員以外の方もご自由にお使い頂ける共創の場所です(初回利用時のみ住友商事写真の立ち合いが必要)。ぜひぜひみなさんも遊びに来てください!
また、この収録に合わせ、2011年に世界で初めての商用量子コンピュータを発売したカナダのD-Wave Systems社から、熱い友情により量子コンピュータのコア部分であるウエハをお借りすることができました。これは大変貴重なものです。D-Wave Systemsの皆さんありがとうございました!このウエハはパソコンでいうCPUの部分です。量子コンピュータの世界ではQPU(Quantum Processing Unit)と言ったりもします。この真ん丸なウエハ上にたくさんのQPUがありまして、その一つを切り出して、絶対零度(-273℃)付近まで冷却することで計算を行うことができます。番組で入山先生からもコメントがありましたように、D-Wave Systems社の量子コンピュータは、量子アニーリングという最適化処理に特化した方式で、既に5000量子ビットを超えたマシンが登場しており、実用化目前とも言われております。
さて、入山先生といえば、言わずもがなですがビジネスマンの必読書である”世界標準の経営理論”でもおなじみですね。私も何度も読み返して勉強しております。特に、周りを納得させるストーリーこそが世の中を変えて行くというセンスメイキング理論や、業界を越境することによって新たな知の探索を内部でも行うイントラダイバーシティなど、プロジェクトにも私自身の行動にも反映しているものは数多くあります。そして、入山先生のサインを頂きました!”超期待”のお言葉にお応えできますよう頑張っていきます。
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